2週間後に髪が紫っぽく…?ヘナ+インディゴの“色の変化”について

こんにちは。クルールクレールの山本です

今日はヘナ+インディゴで染めた後、「2週間くらい経ってから、髪が紫っぽくなってきた気がする…」というお悩みについて、少し専門的にお話ししてみますね。

■ 紫っぽさの正体は「インディゴの退色」

ヘナとインディゴの組み合わせは、白髪を自然なブラウン~ダークブラウンに染め上げる、ナチュラル志向の方にはとても人気の高い方法です。

ヘナはオレンジ系の色素「ローソン(lawsone)」が髪に絡みつき、インディゴは青色系の色素「インジゴ(indigotin)」で発色します。

ただし、このインジゴの色素は紫外線・水分・酸素に弱く、時間とともに少しずつ退色しやすいという性質があります。

とくにこんなケースでは、インジゴの色素が目立って“紫っぽく”見えることがあります:

• 白髪が多く、ヘナとインディゴの色がそのまま出やすい方

• 日常的に紫外線をよく浴びる生活環境

• アルカリ性のシャンプーや洗浄力の強いヘアケアを使用している場合

• 髪が細く、色素の定着が浅いタイプの方

これらが複合的に重なると、2週間ほどしてから、青紫系の色味が髪の上に浮き上がるような変化が出ることがあります。

■ 解決方法とおすすめのケア

こういった色味の変化は、決してトラブルではなく天然染料ならではの自然な色素変化です。

ただし「気になる」「もう少し落ち着いた色がいい」という方には、以下のような方法をおすすめしています。

① ヘナ単品でリタッチ or 全体に軽くのせる

→ オレンジの色素を少し補うことで、紫っぽさが中和され、ナチュラルな茶系へ近づきます。

② 2度染めを行う(先にヘナ、後からインディゴ)

→ 色の安定性が高くなり、紫味やムラが出にくくなります。

③ インディゴの配合比率を調整する

→ 紫が出やすい方には、インディゴを少し減らす or ブラウン系のバランスで調整することで、落ち着いた発色をコントロール可能です。

④ 色もちをよくする日常ケア

• 弱酸性のシャンプーを使う

• 紫外線をなるべく避ける(帽子や日傘)

• 洗髪後はしっかり乾かす

• 乾燥した髪に潤いを与えるヘアオイルも効果的です

髪の状態は人それぞれ。

同じヘナ・インディゴでも、その方の白髪の量、髪質、生活環境、体調などによって、色味の変化は実にさまざまです。

「思ったより明るくなってきた」「ちょっと紫っぽく見える」など、気になることがあれば、遠慮なくご相談くださいね。

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山本 真由美

北海道生まれ。某化粧品会社に7年在籍後、美容師となる。1999年世田谷区経堂にHAIR Couleur Claireをオープン。NPO法人日本ヘナ協会プロフェショナルの資格を取得。天然100%ヘナを始めヴィーガン認証パーマなど優しい素材でお客様の毎日が楽しくなるヘアスタイルを提案しています。