「ヘナは思い通りの色にならない?」

アルカリカラーとの違いと、ヘナの色の楽しみ方

「ヘナをやってみたいけど、思い通りの色にならないって本当?」

そんな声をよく聞きます。

特に今までアルカリカラー(一般的な白髪染めやおしゃれ染め)をしてきた方にとって、**“色を選べない”**というのは、ちょっと不安かもしれません。

でも実は、そこがヘナの魅力でもあるんです。

【アルカリカラーとヘナの違いって?】

■ アルカリカラーは「人工的に色を作る」

カラーチャートで色を選べる ブリーチ剤(脱色剤)で髪の色素を抜いてから、新たな色を入れる 化学反応で髪の内部まで色を染める

→ だから「思い通りの色に近づける」ことができるんです。

ただしその分、髪や頭皮には負担がかかります。

■ ヘナは「自然の色を重ねていく」

原料は植物100%(オレンジ色に発色する葉っぱ) 髪を明るくする力はなく、白髪にしか色が入らない 髪の表面に色素が重なり、その人の髪質や白髪の量で仕上がりが変わる

→ だから“思い通り”ではなく、“自分だけの自然な色”になるんです。

【白髪の割合で色が変わる?】

たとえば…

白髪が多い方 → 明るいオレンジブラウンに 白髪が少ない方 → 地毛と混ざって深い茶色っぽく 黒髪の上には変化なし(ツヤが出るだけ)

まるで水彩画のように、下地の色が仕上がりに影響するのが、ヘナの面白いところ。

【インディゴを使えば、もう少し落ち着いた色にも】

「ちょっとオレンジが強すぎるな…」という方には、

インディゴ(藍染の葉)をブレンドした【ブラウン系】ヘナもあります。

ただし、インディゴは化学的に安定しにくく、数日かけて徐々に発色していくという特徴も。

→ 染めた直後より、数日後の色が一番キレイです。

【まとめ:思い通りの色にならないからこそ、“髪本来の美しさ”に気づける】

アルカリカラーのように「この色にしたい!」というコントロールはできませんが、

ヘナは髪と頭皮を元気にしながら、自然な色合いを楽しめる植物の恵みです。

“染める”というより“育てる”感覚。

自分の髪質・白髪の出方・ライフスタイルに合わせて、自然に寄り添う色を楽しんでみませんか?

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山本 真由美

北海道生まれ。某化粧品会社に7年在籍後、美容師となる。1999年世田谷区経堂にHAIR Couleur Claireをオープン。NPO法人日本ヘナ協会プロフェショナルの資格を取得。天然100%ヘナを始めヴィーガン認証パーマなど優しい素材でお客様の毎日が楽しくなるヘアスタイルを提案しています。