ヘナはどんな色になるの?

ヘナはオレンジ色の色素を持った植物です。

ヘナは、タンパク質に吸着する性質を持っているので、髪の毛のタンパク質質にくっ付いてとどまるのです。染めると言うより、髪の毛をコーティングすると言った方がわかりやすかもしれません。

なので、カラー剤のように髪をブリーチする力は無く、黒髪を明るくする事はできません

白髪がある場合、白髪が白なので、そこは、「オレンジ」になります

なので、黒髪は、色が変わらず、白髪は、オレンジ色になるので、白髪の量により、明るく見えたり、暗く見えたりします。

そうです 人によって染まり方が異なるんです

同じナチュラルな、ヘナで染めても人によりこんなに違うのです

ただ、白髪が髪の毛の全体の50パーセント以上になると、かなり、明るく見えてきてしまうので、その場合は、「インディゴ」という、100パーセント天然植物を足して、色を抑えます

このインディゴの量が多ければ多いほど、黒に近いものになります

その割合いにより、明るいブラウン、暗いブラウンなどの、雰囲気に近づけます

実際に美容師とカウンセリングしながら、どんな雰囲気になりたいかを相談するのがベストですよ

調合割合で、雰囲気が変わります

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山本 真由美

北海道生まれ。某化粧品会社に7年在籍後、美容師となる。1999年世田谷区経堂にHAIR Couleur Claireをオープン。NPO法人日本ヘナ協会プロフェショナルの資格を取得。天然100%ヘナを始めヴィーガン認証パーマなど優しい素材でお客様の毎日が楽しくなるヘアスタイルを提案しています。